上海事件簿 ハッキング

上海でFTPしたらハッキングされた

上海で暮らしていると日本では考えられない事がたくさん起こりました。

自転車は1ヶ月で盗まれ、レジを通さないトンデモ店員がいる百貨店で買い物をしたり、行きつけのラーメン店の麻薬疑惑等。
日本に帰ってきてから「僕の三大上海事件簿」として話のネタにしてきました。
話で人の興味を引けるのは(話下手な僕にとって)初めての事でした。
これも中国に行って良かったことです(辛い経験なのですけどね)。

今回、帰国して3年目にして新たな事件簿が増えました。

わかりやすく言うとハッキングされました。

警察からの電話

ある日、日本の警察から電話がありました。
内容は「あなたのホームページがハッキングされてる」という衝撃の内容。

詳しく聞くと、
中国からWebサイトの更新(FTPという)をした人のパスワードが抜かれて、ハッキングされたとのこと。
2013年頃に中国にいた人に同様の被害が多数あるとのこと。

通信の記録からパスワードが抜き取られたのですね。
どんな事でも監視されているのかな中国は。怖いな。
※警察の言い方は「・・・だと思われます。」「おそらく・・・です。」という言い方をされていた事を一応書き加えておきます。

ハッキング内容はWebサイトの見た目上の改ざんは一切なく(なので気づかなかった)、Webサイトに来た人のログ情報(個人情報は含まれない)を収集するのが目的だったようです。

このShanghai-Worker.comはハッキングされませんでしたが、僕が個人で運営している3つのサイトで覚えのないプログラムが仕込まれていました。
対応は簡単で、新たに追加されたプログラム自体を削除、そして書き換えられた一行を消すだけでした。

中国から帰国して3年。
また新な事件簿が増えるとは、ちょっと笑ってしまいました。

今中国にいる人、これから中国に行く人はぜひ気をつけてください。

上海にいた2年間で騙されてしまった経験+α

上海自転車

僕は中国にいた2年間で2回騙されました。
これから中国に行く人が同じ目に遭わないように書き記したいと思います。

中国茶事件

上海で最も有名な観光地「外灘(ワイタン)」。
黄浦川の向こうに上海タワーや高層ビルが立ち並ぶスポットで、いつも多くの人でにぎわっています。
ここである日、僕が一人写真を撮っていたら突然男性から声を掛けられました。
「・・・ピクチャ・・・」
と言っていたので、写真を撮ってあげる。
僕が中国語を全く話せないので、英語で「Where are you from?」などと聞かれ、日本人だとわかると興味を示した様子。
英語で会話していて「中国茶のおいしい店あるから行こう」と誘われる。
断るのが苦手な自分。「次の予定があるから1時間だけ」とついていった。
お店に入ると個室に通される。写真を撮ろうとするとなぜか遮られる。
お茶の葉が8種類くらい並べられ、若い女性が順番に淹れてくれる。
説明を聞きながら(中国語わからないけど)、淡々と飲んでいく。
ひと通り飲んだ後に「お土産買うか?」聞かれる。いらないので断った。
だったら飲んだ分は1人700元(1万4,000円くらい)だと言う。
試飲だけでそんな高い!?おかしい。ちなみに持ち合わせは300元しかない。
僕を誘った男性に「これしかない」と言って300元を渡した(渡してしまった)。
そして会計はその男性がクレジットカードで支払った。

このようないきさつでした

僕を誘った男性は僕にとっては友達(だと思っていて)、会計の時に自分の持ち合わせが少ない事に申し訳ないと思ったくらいでした。
後で思い返してみれば彼も一味だったのだろうと思う。クレジットカードで僕の足りない分も払ったように見せて、実は払っていない。見事に騙されてしまいました。

自転車盗難

アウトドアが好きなので中国でも自転車を買いました。
GIANTというメーカーのクロスバイクで2,000元(4万円)程度。
「絶対盗まれる」と言われていたので、保管は家の中に置き、コンビニに止める時も店内から目の届く場所に置き、買い物は最短で済ませていた。
それでも、はい、盗まれました。
ある休日。サイクリング中に会社に行く必要がある用事を思い出した。普段は歩いて通勤していたので会社に止めるのは初。
どこが安全か探しに探した結果、ビルの警備員の目の届く場所にチェーンで止めました。
そして2時間程会社で仕事をして降りてくると、自転車が無い。
「あれ、もっと奥に止めたかな?」歩けど、無い。
「通り過ぎたかな?」戻れど、無い。
盗まれた。
本当にあっさりとやられました。外に止めたのは2回目でした。
この事を同僚に話すと「警備員はグルだろう」という考えに至りました。
自転車泥棒が町中を回っているとしてもたった2時間の間、しかもあまり有名でもないオフィス街。誰かが教えたと考えるのが自然。
確かに僕は考えを誤っていたようです。警備員がビルのテナントの社員の為に自転車を守ってくれるか?答えはノー
警備員のような誰でもできる仕事は、田舎の人がやっている事が多く給料も安い。
彼らは人の為より自分の生活の為、(仕方なく)泥棒もする

最後は、スリです。

僕は遭わなかったですが、ある駐在の人は家族が日本から来るというので陸家嘴(リュウジャーズイ)まで迎えに行った時にスリに遭ったそうです。
家族に会える嬉しさで浮かれていた、と反省していました。
僕は財布を必ず、お尻のポケットではなく前のポケットに入れるようにしていたので大丈夫でした。

いかがでしたか?

中国人の感覚を日本人と同じだと捉えると痛い目に遭います。
自分もわからなかった事を身を持って体験しました。

改めて思い返すとこういった事も含めて「中国に行ってよかった」と思っています。
ある時、先輩から「嫌なことあっても日本で話すネタができたと思えば良い」と言われて、確かにその通りだと思って実践してます。
日本で僕が話す中国での話。みんな興味津々で聞いてくれます。

1元が20円超え、人々の反応は

人民元

2015年5月末に1元が20円を越えました。
過去と比較すると最近の3年間で67%も上がりました。
僕が上海に行った2013年5月時点では16円でした。その1年前の2012年は12円でした。

中国で働いて給料を元でもらっている人には嬉しい状況です。
例えば、月収2万元の人の円換算の給料額は2012年は24万円ですが今は40万円もらえる計算です。

僕が中国で働いていた時、初任給から100元ずつ家族や友人に渡したのですが、親が「昔はこれは1,200円だったのに、今両替すると2,000円なのね」と言いました。
外国に行った事のない両親ですが、元が財布に持っている事で、為替や中国・アメリカの経済を気にするようになりました。
僕が中国で働いて良かった事は、こういう所にもあります。

TwitterやFacebookでは「元で給料欲しいな」とか「過去に両替したままの元で4万円の得」といったコメントを見かけました。

逆に円安元高で困る点もあります。
中国での生活費も上がっているからです。
コンビニの350mlの安いビール4元は、2012年の48円換算から80円となり、日本と変わらなくなりつつあります。
また日本より高いスタバのコーヒー30元は360円から600円になりました。
中国での生活に工夫が必要になっています。

中国のスタバ